life_work’s diary

答えは自分の中にある

家を整える

コロナで週の半分以上在宅で仕事をするようになり早半年。

これまで通勤は往復4時間、2人のこどもの送迎で、毎日が綱渡り。

家では朝晩こどもたちと慌ただしく過ごし、あとは力尽きて寝るだけの場所。週の後半にかけて荒れ果て、週末の掃除や片付けでようやくリセット。ゆっくり落ち着いて家で過ごす時間は今までなかった。



この半年で、我が家は試行錯誤を重ねながら、格段に過ごしやすく、散らかりにくい空間を作ることができたと思う。

使う頻度、場所に合わせた収納で、物の定位置を確保できたことが、一番の収穫。これは本当に、家で過ごして、ああでもない、こうでもない、と色々試す中で定まるもので、在宅だからこそ考える時間を確保できたことが大きい。



物の定位置が定まると、一旦散らかっても、また元に戻す時間がかなり短縮される。定位置を決めて、その収納にきちんとでなくても放り込んでしまえば、だいぶすっきりする。



また、朝空気を入れ替えるため、全ての窓を開けることと、玄関がすっきりすると家の気の流れが良くなるということで、この2つだけは必ずやろうと心がけたことで、その延長で常に何かしら空間を整えようという気持ちになり、結果的に家全体が整っていくという好循環が生まれた。


空間がすっきりすると、思考もすっきりして、前向きでいられるし、こどもたちのイライラも目に見えて減ってきたのを感じ、最近では、親が何か言ったわけでもないのに、上の子は朝一番に起き、勉強を始め、ピアノの練習をしてから学校に通うというルーティーンができて、我が子ながら、その前向きな朝の過ごし方に感心し、私自身も朝の掃除に精が出て、我が家の空間がより愛おしく感じられるようになった。



何がなんでもと気負いすぎると苦しくなるので、自分ができる範囲で、家を整えることをこれからも心がけていきたい。